眠られぬ真昼のために

非プログラマー。金属加工、夕飯のレシピまで、モノづくりは幅広く。

自己肯定感の養成

【2019/10/11 22:00更新】追記しました

いろんなストレスに曝されて、自己肯定感がだだ下がりである。
これまで受けてきた教育に見合わない、とても低い年収、職業の不安定さ、あと自身のスキル、職場の部下のキツイ当たり、親に対する怒り。
ほぼほぼ親の言うことを聞いて(疑わずに聞いていた私が馬鹿であった)いたことによる。
親の言うことなど聞くものではない。


ストレスたまっているんだろうと思って、ストレスのチェックをすると、昨年ほどではないにせよ、やはり300点以上の高いスコアが出る。
(300点以上:病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階)

www.nhk.or.jp


自己肯定感というものがどうも持てずにここまで生きてきた。
自己肯定感を持ちなさい、と言われても、そんなんできねーよ、できてたら苦労しねーんだわ、と思っていたが、一昨日だったか、この文章を見て腑に落ちた。

自己肯定感を持ちなさい、などと、いい年になった人たちに臆面もなく言う専門家がいる。が、それは、育ち盛りのときに栄養が足りずに大きくなれなかった人に、背を伸ばしなさいと言っているようなものだ。

自己肯定感は、これまでの人生の結果であり、原因ではない。それを高めなさいなどと簡単に言うのは、本当に苦しんだことなどない人が、口先の理屈で言う言葉に思える。

現代人をむしばむ「愛着障害」という死に至る病 | 家庭 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

toyokeizai.net

そう、自己肯定感上げることは、無理なの無理。
結局、何かで結果を出すのがよいと思う*。
*これは本当の意味での「自己肯定感」ではない


広瀬隆雄氏がtwitterで下記のようなことを書いている。

これは本当なんだと思う。
パートナーの存在は、とても役に立つ。
自己肯定感高めのパートナー。
いたときのことを思い出すと、自己肯定感の低さみたいなのは感じたことはあまりなかった。
今いないけど。


最近、なかなかつらくて、ワークブックをやっていて(違うものを数冊買ってしまっているのだが、正気の沙汰ではない)、こちらのワークブックをやっているとちょっとずつではあるが自己肯定感が改善してきつつあるようにも思うのでオススメしたい。

自尊心を育てるワークブック[第二版]―あなたを助けるための簡潔で効果的なプログラム

自尊心を育てるワークブック[第二版]―あなたを助けるための簡潔で効果的なプログラム

ただ、私の場合だと、途中まで読み進めたとことで、こちら1冊だけだと頭では理解しているものの、心までスーッと落ちて理解するというところまではいかなかった。
準備として、このスキーマ療法ワークブックの1冊目の、スキーマ療法の体勢を整えるまでの準備(レッスン1~7)は行っておいたほうが、自尊心を育てるワークブックのⅡ 自尊心のスキル 第11章 中核自己を見つけ,愛し,癒す、あたりがやりやすいように感じた。

「うつヌケ」に、毎朝自分に肯定的な言葉がけをする、そのことによって鬱の状態がやや改善した、ということが書いてあったが、それをするにしても結構具体的な文章がドサドサッと書いてあって、その点もいいなと思った。



自己肯定感っていうのは、ありのままの自分を一旦引き受けること、なんだと思う。
"ありのままの自分"っていうと、「世界に一つだけの花」ではないけれども、そのままの自分でいい、という感じに受け取りがちなんだけど、それは違う。
ありのままの自分っていうのは、現在の等身大の自分のことで、認知によって引き起こされた誇張や矮小化された自分ではない。
そこに良いや悪いなどといった判断や、こうしなきゃというような考えは存在しない。
ありのままの自分、それを変えなきゃと思っていたとしても、まずは、自分の形がこうだ、ということを引き受ける、その上でどうにかしたいのであればすればよい。
自分の形がこうだ、ということを判断を挟まずに引き受けること、それを自己肯定感と言う。
そのためには、ありのままの自分を労う、つまりself compassionを発揮することなどが大事だったりする。
その方法が書いてあるワークブック。

【追記】2019/10/11 22:00

soar-world.com

これ読んだ。

それを聞いたゆうすけ先生は、私は「自己効力感は高いのではないか」と言います。

自己効力感とは、「自分はできる!」という感覚のこと。誰かの期待に答えられ続けてしまう器用さがある人は、自己効力感は高くなるけれど、一方で、自己肯定感をほったらかしにしてしまうことが多いんです。

まさに、ゆうすけ先生がおっしゃる通りでした。私は、自己肯定感はほったらかしにして、自己効力感ばかりを高めていたのです。

"人からの期待に応える"ことでしか、自分を認められない。そんな私が自分のための人生を歩み始めるまで/あかしゆか | soar(ソア)

思い当たる節があるわ。
自己効力感はめっちゃある。
できてないことも含めて自分なんだけどね。