眠られぬ真昼のために

非プログラマー。金属加工、夕飯のレシピまで、モノづくりは幅広く。

簿記2級申し込み

第153回簿記の申し込みをしてきた。
申し込み期日が10月22日であり、私の仕事のスケジュールを考えると、今日が実質的な申込み最終日だった。
インターネットで申し込むと手数料が取られるので、商工会議所まで歩いて申し込んできた。

簿記なんてのは、本来ならば新卒で入社するまでに、否、高校で進路を決めるくらいまでに勉強しておくべきものだ。
(ということにようやく気づいた最近)
人生というバランスシートを、充実させないと勿体ない。
1年という時間がキャッシュにあたり、そのキャッシュフローの改善もしていったがよい。
親が仮に自営業者であったとしても、会計的思考ができないと、道を踏み外す、私のように。


簿記3級は3日勉強したら取れたので、2級もすんなり行きそうかなと思ってインターネットで検索をすると、ちょっと時間がかかるものらしい。
昔と比べて出題範囲が広がっていることが、必要勉強時間の増加につながっているらしい。

資格の勉強で大事なのは、勉強方法を間違えないことである。
まずは、どういった資格試験であるのかの認識を適切にすること。

知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。
(彼を知り己を知れば百戦して殆ふからず。彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。)

試験の種類は通すものなのか、落とすものなのか、絶対評価なのか、相対評価なのか、配点はどうなのか、各科目毎に足切りがあるのか、禁忌肢があるのか、そういったことを知るのが最初。
次は、外せないところを重点的に、正答率の高いところを間違わないように抑えていく、というのが王道である。
そして、点数が取れるようになってきたら、正答率の低いところやマニアックな論点についても手を広げるとよい。
また、資格の内容についての勉強方法は主に2つあると思っている。
問題を解きながら理解を進めて記憶していく方法と、大枠や各論を理解した上で問題を解きながら記憶していく方法、である。
それぞれの人に合うやり方があるが、私の場合は後者である。
大枠はなんとなく掴んできたので、あとは実践あるのみ。

今までの勉強の感想としては、商業簿記連結会計のところが結構量多く、工業簿記の方は各仕訳同士の関係を理解するのに手間取る上に結構分量もある、といったところ。
現在のメンタルの状態で、資格試験に手を伸ばすのはあまり適切でない(と確か借金玉先生が言ってた)けれども、簿記は何の上でも必要で、何する上でも役に立つ基本的なことであるので、やっていこうと思う。

最近ストンと心に落ちたtweetの一つ。
傷ついた人には分かるのだよ、簿記の重要性。
以前は簿記3級持ってただけで、何も分かってなかった。
今は分かる簿記の重要性。
大学生のときにCPAとるの目指せばよかった…どうせ暇だったし。
後悔先に立たず。