眠られぬ真昼のために

非プログラマー。金属加工、夕飯のレシピまで、モノづくりは幅広く。

本当にしんどいときにしたら少しは好転すること

うまくいく見込みがないと思っているプロジェクトを任されて、でも上司はうまくいくと思っていて拒否するあてもない、しかしながらうまく運ぶようにプレッシャーを終始かけられる、という生活。
これが丸2か月続いている。
これは人の心を壊すには充分な期間である。
通常やる仕事が進まぬまま、そちらのプロジェクトに時間を割かねばならぬ、そういう状態であった。
追い出し部屋に入れられたサラリーマンとはこういう状態なのであろう、という感じ。

この状態が維持されると、人間の心は歪みが出だす。
最初はあまり症状が出ないが、苛立ちなどの闘争反応、それから疲れが取れないなどという症状が出てくる。
警告期→抵抗期→疲憊期、という段階をたどる。
あまりにひどくなるとうつ病、果ては自死に至ることもある。

多分、今うつ病になるような感じなのだと思う。
しかし休むわけにもゆかない。
悩んでも、怖がっても、実生活はどうしようもない。

そういう状態。

  • しんどいこと、難しいことをアピール
  • できるだけ寝る
  • 美味しいものを食べる
  • mindfulに動く
  • 瞑想する

ということをすると、少しは状態がよくなってきた。

これらのことを実践する上で役に立ったものを色々挙げていく。
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スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

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NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

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夜と霧 新版

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(本当は夜と霧は原典を読みたいがその元気と時間がない)

瞑想をして、今に意識をあてること。
瞑想でなくても今の感覚に意識を当てること。
頭に要らぬことを溜めない助けをすること。
記録をすること。
そして、支えになることを何かしら。
これらが大事なのだと思う。

エリートがオウム真理教にハマった、というのが何故なのかよく分からなかったが、確かに、こういう追い込まれた状態なのであれば宗教にハマるのはとても頷ける。
その点、仏教の「今に焦点をあてる」という瞑想などはとても精神的な助けになる。

今に焦点をあてる、というのは、食べているものもしっかりと味わって食べる、ということも含むので、その点ダイエットにもいいのかもw

しんどい時期というのはまだかなり続くのだろうが、どこかで時間を割いて、自分の精神を正気に保つこと、これが大事。
(このようなことになること自体がそもそもおかしいので、現状から逃げ出して別の道を選ぶのが本来するべき形であるが、そうもゆかない状態。)