転職して10か月
転職してから、10か月程度経つ。
新しい環境にも慣れ、新しいところでも以前の業務ができるようにもなりつつあり、成長を感じる最近。
ポジション的に色々新しいことにも挑戦できるところにいるので、その点よい。
一方でもともとからいる、他の社員の意見も聞かないといけないので難しいところもある。
新しい環境に慣れ、新しい恋人もでき、将来に向けて邁進している。
ただねー、インターネットの世界を見ていると、どうも勝ちパターン、ってのがあるみたいですね。
現状、そのコースに乗るには諦めないといけないことがあるように思う。
ところでですね、昨年末から読んでいる本があり、これが素晴らしい。
- 作者: ジェイコブ・ソール,村井章子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/04/10
- メディア: 文庫
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これを読んで、会計に強くならないといけないな、と強く感じた。
"読み書きそろばん"と言うけれども、
読み=文章を読むだけのスキル(法律等を読むだけの体力含む)
書き=academic writing(paragraph writing)
そろばん=数学(最低限高校卒業程度、理系の大学低年次の線形代数と微積分ができるほうがよい)と複式簿記
なのではないか、と思った。
3日間の勉強で取得した日商簿記3級は持っているのだが、最低限合格点数取れればいいや、くらいで取得したものなので、あまり残っていない。
実務としての簿記は重要なのだが、大枠を掴むことが現状ではより重要で、会計を学んだほうがよいと思い、グロービスMBAアカウンティング、という本を手に取った。
- 作者: グロービス経営大学院
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/29
- メディア: 単行本
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まとまっていて読みやすい。
特殊な会計の世界もあるようで、そちらの方も今後勉強していかないといけない。
一人立ちするにはまだ越えなければいけないハードルが3,4ほどあり、もうちょっと時間がかかるなぁ。
昔みたいに理路整然と書けない。
このブログは理路整然と書けたことがない。
転職
転職して、3ヶ月弱が過ぎた。
業務内容は前の職場とあまり変わらないのだが、人間関係が全然違う。
仕事の内容についても相談できる人がちゃんといるし。
流石に最初の3週間程度はだいぶきつかったけれども、徐々に環境やら使っている道具やらに慣れていって、そこそこ仕事ができるようになった。
なんか記録に残していかないと、日々がすぐに経っていくので怖い。
職場と家との往復で、なかなかプライベートの交友関係が広がらないのが悩みである。
どうしたものか。
最近買った本
相変わらず状況は好転しない。
無謀な仕事を振ってくる無責任な上司。
意味もわからず罵倒してくる上司。
どうしようもない。
さて、最近自己啓発の本をいくつか買った。
こういう本を買うのは12年ぶりくらいで、ああ、おれはまだあそこにいるのか、と軽く悲しくなる。
人間の性質というものが変わっていないのだろう。
- 作者: ナポレオン・ヒル,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これが非常に読みにくい。
注釈がゴロゴロ本文か、と同じくらいに入るし、その注釈の背景が灰色で本文よりも目立つ。
そもそも私はフォントを気にして、これは読める、読めない、と判断した上で買うことが多かったのだが、amazonで買ったこの本、その点は失敗。
ちゃんとデザインのわかった人の作った本でないとダメですなぁ。
がんばってもうちょっと読もうと思う。
結局、自分を他人が助けてくれるということはなくって、自分しか頼れるものはないのです。
仲間を作るとよいのですがね。
この職場で仕事を一緒にやってくれる仲間は作ることができません(普通に話をしたりプライベートで一緒に過ごせる心地よい仲間なのですが)。
ようやく超マイナスな気分がややマイナスくらいに戻ってきた。
そこまでならないと、この本は読めない。
- 作者: フィリップ・マグロー
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/07/02
- メディア: Kindle版
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ただし、精神的にかなり疲弊しているときに読むのはやめておいたがよい。
そういうときはただひたすらに恢復するまで休息をとって、瞑想して、余裕が出てきたら運動するのがよい。
自分のmind control
仕事の状況はいまだに好転していない。
そして好転する兆しも見えない。
そういう相変わらず恵まれない職場。
そうでもしていると心は塞ぎがちになる。
仕方がないので、休みを長めにとって、瞑想と運動をするとちょっと精神状態は改善。
特に運動は効く。
ただ、余裕がない状態で運動はできないので、ちょっと心に隙間が見えてきたところで開始すればよい。
www9.nhk.or.jp
録画していたこれを見て、ちょっと実践してみたのだが、少し筋トレするだけでだいぶ変わる。
おなかはちょっと引っ込むし、姿勢はよくなるし、腹圧は高めに保てるようになる。
体幹トレーニングして、あとは腕立て伏せ、背筋トレーニング、スクワット、これで十分。
体幹トレーニング、最初はちょっときついがガッテンメソッドを併用すると結構サクッとできるようになる。
食事は野菜多めにして、適宜身体の調子をみながら増減させたほうがいいな。
とはいえ、食事は人と同じタイミングであったり場所であったりで食べることが多いため、まだコントロールできてない。
で、あとは陽の光を浴びること。
セロトニン増やすし。気分いいし。
ずっと部屋の中にいるのはよくない。
音楽は仕事中は適当にそれっぽいのをかけるのがよいな(筆者の職場は接客しないときはイヤホンOK)。
がっつり好きな音楽をかけるというより、"music for concentration at work"あたりのワードでyoutubeで検索してヒットするやつ。
怪しい感じがプンプンする音楽が多いが、ホワイトノイズみたいな感じで心がどこにもいかないのでこちらのほうがよい。
自分のmind controlができていないと、いろいろ周りにもうるさくなるのでまずは自分から。
瞑想関係の本を手に取ることが多いが、仏教ってすごいな。
入信というか出家するつもりはないが、しゅごい。
まずは余裕をどうにかして作るところから。
本当にしんどいときにしたら少しは好転すること
うまくいく見込みがないと思っているプロジェクトを任されて、でも上司はうまくいくと思っていて拒否するあてもない、しかしながらうまく運ぶようにプレッシャーを終始かけられる、という生活。
これが丸2か月続いている。
これは人の心を壊すには充分な期間である。
通常やる仕事が進まぬまま、そちらのプロジェクトに時間を割かねばならぬ、そういう状態であった。
追い出し部屋に入れられたサラリーマンとはこういう状態なのであろう、という感じ。
この状態が維持されると、人間の心は歪みが出だす。
最初はあまり症状が出ないが、苛立ちなどの闘争反応、それから疲れが取れないなどという症状が出てくる。
警告期→抵抗期→疲憊期、という段階をたどる。
あまりにひどくなるとうつ病、果ては自死に至ることもある。
多分、今うつ病になるような感じなのだと思う。
しかし休むわけにもゆかない。
悩んでも、怖がっても、実生活はどうしようもない。
そういう状態。
- しんどいこと、難しいことをアピール
- できるだけ寝る
- 美味しいものを食べる
- mindfulに動く
- 瞑想する
ということをすると、少しは状態がよくなってきた。
これらのことを実践する上で役に立ったものを色々挙げていく。
www.ted.com
マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える
- 作者: デイヴィッド・ゲレス,岩下慶一
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10% HAPPIER~人気ニュースキャスターが 「頭の中のおしゃべり」を黙らせる方法を求めて 精神世界を探求する物語~
- 作者: ダン・ハリス
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- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
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- 作者: 諸富祥彦
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- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
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(本当は夜と霧は原典を読みたいがその元気と時間がない)
瞑想をして、今に意識をあてること。
瞑想でなくても今の感覚に意識を当てること。
頭に要らぬことを溜めない助けをすること。
記録をすること。
そして、支えになることを何かしら。
これらが大事なのだと思う。
エリートがオウム真理教にハマった、というのが何故なのかよく分からなかったが、確かに、こういう追い込まれた状態なのであれば宗教にハマるのはとても頷ける。
その点、仏教の「今に焦点をあてる」という瞑想などはとても精神的な助けになる。
今に焦点をあてる、というのは、食べているものもしっかりと味わって食べる、ということも含むので、その点ダイエットにもいいのかもw
しんどい時期というのはまだかなり続くのだろうが、どこかで時間を割いて、自分の精神を正気に保つこと、これが大事。
(このようなことになること自体がそもそもおかしいので、現状から逃げ出して別の道を選ぶのが本来するべき形であるが、そうもゆかない状態。)
2016/02/29
コレ見て、あー、そうだわーって思うところがあった。
自分はものづくりを目的に仕事をしているわけではない(作製したものを使って仕事をする)ので、厳密にエンジニアというわけではない。
が、ものづくりはしないといけないわけで。
幕下: 簡単に作れるでしょ?って上から目線で言う
[>http://d.hatena.ne.jp/jflute/20160221/downmoti]
あるある。
それまでの(仕事だけではない部分での技術や周辺知識等の)積み重ねがあって、そもそも作れないものが作れるようになっているのに。
それでも作るのが簡単ではないのに、そんなことを言われてはたまらない。
前頭: 情報共有しづらい、風通しの悪い現場に
[>http://d.hatena.ne.jp/jflute/20160221/downmoti]
現在の職場がまさにコレ。
この説明が素晴らしすぎて、うんうんと一人唸ってしまった。
モチベーション下げられて、新しい仕事もやれ、何時何時までにはその仕事の結果を出せ、とか言われて堪らぬ。
そもそも技術がないところに新たに仕事を取ってきて、技術は習得させたから、あとはできるでしょ、みたいなことを言われてもねぇ。
それで新しく製品作れ、そしてこれまでに与えられた仕事もちゃんと進ませろ、と言われても無理なんですよ。
偉い人にはそれが分からんのです。
現在裁量労働制みたいな感じで働いているので、時間は好き勝手使えばいいのかもしれないが、給料が上がるかといえばそういうわけでもなく。
逆にそれまでやっていた仕事をやる時間がなくなって、残業は増えるし、効率は落ちるし、逆に査定に響いて給料下がるような感じですよ。
職場は上を見て、しっかりと選ぶべきだなと思った。
最近は3時くらいまで残業することが多く、体調は崩すわ、自律神経系はやられるわ、体重は増えるわ、日中は眠いわ、概日リズムなんかどこか行ったわ、息抜きする時間もなく寝るのが最大の幸福であるわ、私生活に割くような時間があるわけでもなく、で全く何もいいことがない。
死にたいとまでは思わないが相当にダメージが来ている。
Lifehack/mindhackに関して発見した、たった一つの共通点
最近、精神の状態がよろしくない。
それが肉体にも現れてきているので、相当疲労を感じているのだと思う。
そういうときに、Lifehack/mindhack系のものを読んで心を整えようとした。
で、一つのことに気づいてしまった。
結局、自己啓発系のものは一つのことしか言っていない。
それは、
今/現在に焦点を当てよ、過去や未来は考えるな。
そして、やれることをやれ
ということである。
それを昔から手を替え品を替え言っているだけなのである。
カーネギーもそうだし、GTDもそう、ポモドーロテクニック、mindfullness、ACT、全部それ。
RSSリーダーを使うのを再開してから、Harvard Business Reviewでよく目につくのが"mindfullness".
心の焦点を今にフォーカスしましょう、みたいな感じで、Googleその他が使っているという。
hbr.org
最近ハマっているのはポモドーロテクニック。
www.lifehacker.jp
簡単に見え、意外とできない。
如何にちゃんとリストアップして進めるかがポイント。
25分区切りでやろう、と思ってもなかなかそうも行かなかった。
今にフォーカスするにあたって、どの手段を採るかはその人次第。
いくつかのことを同時並行に改善しようとすると、相加的ではなく相乗的な効果が現れる感じがするので、いくつかのことを並行して行っていくとよいと思う。
私にとって大事だなと思ったのはこれら。
- やることリストアップ
- ポモドーロテクニック使う
- 日記をつける
そして、これらのことを行うにあたって体調を整えることがとにかく重要。具体的には
- 筋肉をつける
- 脂肪を落とす
- バランスの取れた食事を摂る
- 質の高い睡眠をとる
ということである。
知的生産には運動は不要であるとずーっと思っていたが、これ無しには何もできないことを痛感している。
いくつか体を動かす方法があり、手っ取り早いのが体を動かしてどこかへ行く方法。
自転車でどこかへ行くのが好きだったが、結論としては下記。
走る>>>歩く>>>>|越えられない壁|>>>自転車
食事に関しては、
- 野菜と肉の摂取量を増やすこと
- 食事の前30分に500ml水を飲むこと
糖質制限をするか、それともバランスの取れた食事にするかはその人次第で決めるといいと思う。結論は出ていない。
食事前に水を飲むと体重を落とせるという。
www.webmd.com
食欲の多くは実は水分が足りないことを脳が勘違いしている、という話もあるので、これは多分あたっていると思う。
最後に、読んだ本のなかで良かったと思うものを下記に紹介して終わり。
- 作者: D・カーネギー,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2016/01/26
- メディア: 文庫
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幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門 (単行本)
- 作者: ラスハリス,Russ Harris,岩下慶一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: 単行本
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- 作者: デイヴ・アスプリー,栗原百代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/18
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- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 比嘉一雄
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2013/05/21
- メディア: ムック
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- 作者: 比嘉一雄
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2014/09/29
- メディア: ムック
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体が硬い人のためのストレッチ (PHPビジュアル実用BOOKS)
- 作者: 荒川裕志,石井直方
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これらのことに励みながらちょっとずつ改善していこうと思う。